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 九七式中戦車の開発は、八九式中戦車の後継機開発のときに出来た九五式軽戦車ハ号※では主力戦車としての任務を果たせないので改めて次期主力中戦車の開発が必要になった。
次期主力戦車を開発する時の軍需審議会で、陸軍側は「軽く安い」戦車を、運用「装甲が厚く戦車砲を強化した戦車」側はを欲した。
陸軍側はなぜ、「軽く安い」戦車を欲しかったのか、それは当時戦車の価格は戦闘機よりも高く、予算カツカツな大日本帝国陸軍としては戦車を安く大量に欲しかったためである。
そのため運用側と陸軍側が対立したのは言うまでもないが、その際問題を大きくしたのがどちらも「なるべく重量の軽い戦車」を要求したことにあった。
その双方の反論の中で、運用側が外国の対戦車砲や戦車砲の進化を知っていたので、運用側は装甲は30mmを要求し陸軍側は20mmを要求した。
陸軍側の要求装甲厚がなぜ20mmなのか、その根拠は浸炭鋼装甲にあった。
 浸炭鋼装甲とは表面の炭素含有量を増やし、表面を焼き入れして鋼板の硬度を飛躍的に高める方法である。
従来の装甲より硬度が高いので、九七式中戦車に装甲にするのは最適だった。
 両者どちらも引かないので、陸軍側と運営側の二つの戦車を試作し優劣を判断することになった。
第一案の戦車が「チハ」、第二案の戦車が「チニ」という戦車が試作された。
軍需審議会で二つの案に対する意見で、軽い戦車のチニは「なるべく装甲を厚く」、重い戦車のチハについては「なるべく軽く」と設計した。
結局装甲厚は運用側が妥協し25mmとなった。第二案チニは陸軍側が要求した「軽く安い」戦車であるためスペックは最大装甲がは25mm、エンジン出力135hp、最高速度30km、重量9.8t、乗員3名となった。
運用試験の結果両者の試験は問題なかったが、やはり値段が安い戦車と高い戦車では全然性能が違い、軍需審議会で問題となった。
運用側から安い戦車「チニ」への問題点が指摘されたが、陸軍側は意見を変えずそのまま決着が付かないまま進展した。
この軍需審議会に決着をつけたのが盧溝橋事件である。
 この盧溝橋事件で陸軍の予算は昭和11年の5億円から翌年の12年度は17億円となった。予算の制約がなくなり、陸軍は安い戦車に凝る必要がなくなっため「重くて価格が高い」戦車のチハ車を採用した。

※九五式軽戦車ハ号は次期主力中戦車計画において初めに開発させた軽戦車である、しかし軽戦車であるため条件付で採用された。ちなみにチニ車はこれを発展させたやつ。

参考資料
月刊グランドパワー2004年4月号
歴史群像太平洋戦史シリーズNo.25 陸軍機甲部隊
歴史群像太平洋戦史シリーズNo.34 戦車と砲戦車

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